平成25年 8月 高林陶芸工房さん 内装工事
7月の初旬から内部の解体を始め約1ヶ月半を掛けて工事を致しました。
当初は畳床からフローリングの張り替え程度の考えだったのですが、解体を進めて行くうちに躯体コンクリートの劣化が酷く、天井に至っては危険な状態だったので工事内容を変更して補修工事から進めていくことになりました。
施工前状況
欄間を外すと上部のコンクリートは、こんな感じでボロボロと落ちてしまいました。
天井裏を覗くと同じようにコンクリートが剥離して落ちていましたので、天井も全て撤去することになりました。
さてさて、大変な工事になってしまいました。
ハンマーで叩いていてはらちが明かないので、電動ハンマーを担ぎながら天井のコンクリートを落としていきました。
2日間のハツリ作業で、肩と腕はかなりの筋肉痛になりました(ノД`)・゜・。
コンクリートを剥がし終えたあとの室内
畳下の杉板を剥がしてみると、大引きも根太も使い物にならないくらい朽ち果てていましたのでほとんど撤去することになりました。
解体した廃材もかなりの量になりました。
予定外のコンクリート補修作業は、他の物件工事との関係で施主様ご自身でやっていただくことになりました。
かなり広範囲の補修作業でしたので大変だったようです。知人も加勢してくれてなんとか補修作業を終えて、屋内全体の塗装作業まで進めていただきました。
解体工事からほぼ1ヶ月を過ぎた頃、ようやく床工事に取り掛かれるようになりました。
数本の大引きはいじれないので補強をしながら新たに下地組をしました。
出窓部分のベニヤも撤去して床板で仕上げました。
数か所の間仕切り補修をしてようやく完成しました。
数か月後の工房内を撮影させていただきました。
コンクリートの劣化のおかげ?で、取り掛かり前の状態からは考えられないくらいおしゃれな工房になりましたね!
平成25年 9月 大野商店さん 店舗什器製作
こちらは三寿司さんのオリジナルドレッシングなどを販売するための店舗としてオープンしておりました。物販用のカウンターと事務作業用のカウンターの依頼を受け製作致しました。
※現在は
焼き肉店としてリニューアルしたようです。
平成25年11月 Latin bar Revolucion(ラテン バル レボルシオン)さん 木工造作工事等
10月から一部の建具工事と改修工事を依頼いただき施工いたしました。
出入り口の扉を再利用してアーチ型の扉にリメイクしました。
アーチ型ドアにした関係でドアクローザーが取り付けられないので、オートヒンジという半自動で閉まる特殊な丁番を使用しました。
壁の一部分を開口して上げ下げ窓を製作・取付けいたしました。
市販のラティスを改良して雨戸付きの上げ下げ窓を製作しました。
内外装のほとんどは施主様ご自身で行い、とても個性的なお店です!
オーナー様フェイスブックよりお写真拝借いたしました。
平成25年12月 石垣自在家さん 店舗内装工事
7月頃に内装工事の問い合わせがありましたが物件の規模が大きいため工事は請け負えないとお断りの返事をしたのですが、店舗プランと工事中の監理をしてほしいとの事で請け負うことになりました。
施主様は香川県で飲食店を経営されている方でしたので、来島時以外はメールでのやり取りでプラン作成作業を進めました。
基本プランの作成
年内に開店を計画していましたが、着工後に施工業者のスケジュールがかみ合わず年をまたいでの開店となりました。
施工前状況(7月)
施工状況(10月~平成26年2月)
コンセプトカラーとして赤色を使ってほしいとの事で柱や建具等に赤系の資材・塗料を使いました。
木部塗装は私のほうで施工いたしました。
竣工状況(平成26年2月)
※現在は不定営業のようです。
ようやく2013年までの主な工事作業の紹介が出来ました。
次回は2014年の報告をさせていただきます!