ちょっと時間が取れたので間があかないうちに更新!
先日の「bar costilla」様の工事中に依頼のあったアクセサリショップ内装工事のご紹介です!
本日3月1日にオープンした「oceans luck」様の2号店!
1号店は「ユーグレナ モール」北側?にて繁盛中のお店のです。
当初お会いしたときの打ち合わせでは既存店舗のコンセプトを継続させた内容で店舗作りを依頼されました。
1号店は流木等を多用して手作り感たっぷりのお店です!
しかし新規店舗の物件に伺ってみると既存店とは大きく違って高い天井高、広い間口と奥行でした。
お店のコンセプトである手作り感を演出するにはかなり広い空間の為全体構成をイメージするもののなかなか良いアイデアが浮かびませんでした。
ひとまず打ち合わせを終えて帰りの車の中でなにか良いアイデアはないかと考えながら走っているとっ!
ってそんな調子よく浮かんできませんε-(‐ω‐;)
帰ってから現場で採寸してきたメモを見ながらCADで平面図と立面図を作製。白図をもとに色々プランを練ってみるもののこれといったアイデアが出てこない(*´-д-)フゥ-3
また、以前入居していた店舗が撤退する際、大々的に天井・壁・床を復旧工事した関係で電気設備関係も全て撤去された状態(分電盤のみ)でしたので新たに設備工事もしなくてはならず、運が悪いことに壁面への埋設配線は不可能で必要不可欠のコンセント関係は天井縁からの露出配線になってしまうとの事。
天井も高いのでうっとおしいだろうなぁ~ント・・σ( ・´_`・ )。oO(悩)
もちろん照明器具も新規に工事との事で電気工事業者にお願いしているとの事なので照明プランをあとで頂くことにしました。
そんなことも踏まえて手作り的な印象を持った、しかも流木なども多用した店舗デザインを考えるものの・・・やっぱり出てこない。中途半端に流木などを使用するとかえって不自然な印象にもなりますし・・・
前記の「bar costilla」の工事中でもありましたので作業を進めながらも頭の中では良いアイデアを模索していました。
数日後、施主さんから照明レイアウトの図面が出来たとの事でわざわざ現場まで届けにきてくれました。
一旦預からせていただき家に持ち帰ってから内容を確認したところ、照明器具は全て直付けタイプでスポット照明用のライティングレールも直付けでした。
天井高が3メートル近くあるのでベース照明は別としても、スポットライトの照度やメンテナンス(移動やランプ交換等)にはあまりよろしくない。
ベース照明器具もライン蛍光灯なのでアクセサリーショップの印象にはちょっと不釣合いでした。
以上の状況を踏まえて、造作のポイントとしては
1.露出コンセントの配線を出来るだけ隠す。
2.スポットライトを什器高に合わせて適正な高さに設置する。
3.ショップイメージを高めつつも設備コストを抑える。
以上の3点を考慮して基本プランを考えてみました。
当初から気掛かりになっていた天井高による上部空間の演出とスポット照明を関連付け、且つ露出配線を無くすプランとしてあるイメージがわきました。
イメージはWAREHOUSE!(倉庫という意味です)
以前ニュージーランドを自転車で旅したときにちょくちょくお世話になったお店の名前でもあります。(ここでこの話を書き出すととても長くなるので割愛しますw)
電気設備工事での不利な部分が逆にイメージのきっかけになりました。(わざわいをてんじてふくとなすとはこのことか?)
早速イメージを具体的に図面に起こしプランの提案を行いました。
ひとまず流木のたぐいはのちのち織り込むこととして、基本造作の点では御了承頂きました。
この時点で時は既に大晦日!いくつかの修正箇所は新年に持ち越すことになりました。
年が明けて2日から図面を修正し、3日から修正図面の確認を数日行い週明けから着工となりました。
ここまでであまりに長くなってしまったので工事状況はoceans luckその2で!m(o´・ω・`o)mペコリン